お薬手帳と市販薬!!

こんにちは、西長岡調剤薬局です。

皆様、普段病院でお薬をもらっていて、風邪や突然の頭痛・腹痛などでドラッグストアに行くことはありませんか?

「病院に行っている暇が無い」
「風邪薬なら何でも良いかな」
「ドラッグストアの人に聞けば分かるよね」

など、困ったときに何でも取扱いのあるドラッグストアはとても助かりますよね。
確かにドラッグストアには知識豊富な従業員さんが沢山いて、頼りになるのは事実です!
でもそんな中、ドラッグストアの従業員さんが困っていることがあるようです。

「普段、血圧の薬を飲んでいるんだけど、この風邪薬大丈夫かしら?」
「病院でもおなかの薬をもらっているんだけど、調子悪いからこれ追加しても良い?」
「病院でもらっている薬が効かないんだけど、これに変えても良いか?」
「子ども(成人)が風邪を引いているんだけど、これ飲ませても大丈夫?何か普段病院でお薬もらっているみたい」

など、様々な質問を店頭で相談されるケースが多いようです。
普段、処方箋のお薬をもらっている薬局やドラッグストアであれば、お薬の履歴が分かるので答えられると思いますが、何も無い状況では返答に困ってしまいます。と言いますか、返答できないんです。

そもそも
何を飲んでいるのか分からない。
どういう病状なのか分からない。

例えば風邪薬を服用することで、治療中の症状が悪化してしまったり、おしっこが出なくなってしまったり、普段飲んでいるお薬の効果が変わってしまったり、様々な危険性が出てくる可能性があります。

目の前に困っている方がいて、助けたいのは山々なのですが、市販薬を販売することで問題が起こる可能性があるため、「受診されている病院か、お薬をもらっている薬局に聞いてみてください」としか答えられないんですよね。

そこで、この問題の解決策として考えられる事は
・普段、処方箋でお薬をもらっている薬局に行って相談する(電話相談でも良いと思います)
・薬局で処方箋のお薬をもらう時に、「風邪を引いたとき」「おなかが痛いとき」など、困ったとき何の市販薬なら服用できるのか聞いておく
・お薬手帳を持参して何を服用しているのか、ドラッグストア側に伝える(薬剤師がいる店舗が良いと思います。簡単な目安はロキソニンの旗です。薬剤師がいないと販売ができません。)
などがあります。

薬局は、処方箋のお薬をもらうだけの場所ではありません。
風邪薬や湿布、衛生材料、日用雑貨も種類は多くはありませんが販売しております。
ドラッグストアも処方箋を取り扱える店舗もありますし、薬剤師がいる店舗もあります。

普段生活する中で、頼れる薬局・頼れるドラッグストアを選んでいただき、ご利用していただきたいと思います。

最後は宣伝になってしまいますが、我々「えちごメディカル」も処方箋でのお薬だけでなく、様々な相談にお答えできる商品があります。是非、色々な状況で頼っていただければと思います。

よろしくお願いいたします!

文責:西長岡O2