メッセージ

社会の変化に対応し、
さらに地域に
貢献できる薬局へ。

代表取締役社長
室橋 正朋

新しい人材を集め、組織を強化。
これからの事業展開を担ってもらいたい。

当社の第一号薬局である、西長岡調剤薬局を開局したのが2001年。長岡赤十字病院が院外処方箋を徐々に増やしていく中でのスタートでした。この規模の総合病院は、新潟県全域でも数えるほどしかありません。また、他の総合病院は周囲に10店舗前後の薬局を持っていますが、長岡赤十字病院の門前薬局は西長岡調剤薬局ただひとつ。半径1km以内まで広げても、えちごメディカルの残りの3店舗が加わるのみです。このように特殊な環境の中、私たちは患者様の多様なニーズに応えてきました。

薬剤師の役割とは何でしょうか。薬剤師になるためには、国家試験に合格しなくてはなりません。そのために本人の努力を欠かすことはできませんが、私たちは何のために薬剤師の資格を授かっているのか考えていく必要があります。薬剤師法に書かれた「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどる」という仕事を通して、患者様の安全を守ることです。そして、患者様の信頼を得て、処方箋だけでなく、健康にかかわる全般の相談に答えていく。それこそが、地域に役立つ薬剤師の姿なのではないでしょうか。

今後、薬局に求められるものがさらに多様化していくことは間違いありません。在宅医療への対応や、超高齢社会に合わせた変化など、課題は数多くあります。また、当社は新たな店舗展開も視野に入れています。それらを実行するためにもっとも重要なのが人材です。新しい薬剤師たちと、新しい事業展開を進めていきたいと考えています。自ら仕事を探せる薬剤師にとって、これからはおもしろい時代になるはずです。私自身一人の薬剤師として、そんな風に考えています。