シンデレラと家政夫は薬がお好き?

ドラマ「アンサング・シンデレラ」ポスター

長い梅雨が明けて自転車通勤が捗る職員Yです。
今回は薬学的な記事ではなく、箸休め的な内容です。

皆さん、今期のドラマは見ていますか?
新型コロナウイルスの影響で、
春から夏に放送延期した番組が順次始まっていますね。

中でも、
「アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~」と
「私の家政夫ナギサさん」の2番組。
どちらも漫画が原作のドラマですが、
この2つは薬剤師的に見逃せません。

「アンサング・シンデレラ」
病院に勤める薬剤師が主役のドラマです。

原作漫画にはいないオリジナルキャラクターが多数登場し、
原作に登場する人物も性格が180度改変されていたり、
先の読めない展開で飽きさせません。

ドラマ版は原作よりも病院内の雰囲気がピリピリと張り詰めていて、
「まるで医療ドラマを見ているようだ」というのが個人的な感想です。

原作漫画版と読み比べてみるのも楽しいと思います。

記事冒頭の画像は4月放送開始前のポスターなので、
小野塚役の清原翔さんが写っていますね。
脳出血で倒れたと報道された時は驚きました。
1日も早い快復を祈っております。

一方、「私の家政夫ナギサさん」の方はというと、
主人公のヒロインがオジサン家政夫と同年代のイケメン、どっちとくっつくの?
という話の大筋はよくある展開なのですが。

ヒロインとイケメンは製薬会社に勤めているMR、
という設定が斬新でした。

MR(Medical Representative)は医薬情報担当者のことで、
医薬品の適正使用のため医療従事者を訪問し情報提供する仕事です。

劇中で、MR1人につき社用車1台支給とあり、
(すごい贅沢!)と驚きましたが実際のところはどうなのでしょう?

ドラマでは病院や薬問屋が登場していますが、
今後は薬局もドラマを盛り上げる舞台として登場するかもしれませんね。

薬剤師とMR。
あまり馴染みのない職種かもしれませんが、
ドラマ化を機会にどんな仕事か興味を持ってもらえると
うれしいなぁと思うのです。

(文責:日焼け痕が痛い職員Y)