アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの話題について

こんにちは、西長岡調剤薬局です。
まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
来週からは暖かくなり少し寒さは和らぐようですね。

今日は、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーについて最近の話題を少しお話しいたします。

食物アレルギーはいくつかの型がありますが、一般的には即時型食物アレルギーが多く見まれます。
原因食品を経口摂取した後概ね2時間以内に蕁麻疹、嘔吐、咳嗽、血圧低下といった症状がでるのが特徴です。

一度起きると治癒することはなかなか困難で、現状では原因食品を避けるというのが一般的です。
専門医の観察下において減感作療法を行う事で、緩解されている方もいます。

近年、食物アレルギーの発症を予防するにはどうすれば良いのかという研究が多く行われ、様々な結果が発表されています。

その中でも注目されているのが、Lackらが立てた二重暴露仮説です。
内容は、抗アレルゲン性食品の摂取開始時期と乳児のアトピー性皮膚炎との食物アレルギー発症の関係性を考えています。

口から食べてたんぱく質が腸管から吸収されると「免疫寛容」が起こるのに対し、アトピー性皮膚炎で荒れた皮膚からアレルゲンが体内に入ると、アレルギー反応の原因になる「経皮感作」が起きます。

別のPETIT研究では、生後6か月から卵粉末を食べさせた場合と、プラセボ粉末を食べさせた場合で、生後12か月での卵アレルギーの有病率を比較した結果、早くから卵を摂取した卵群の方が、卵アレルギーが少なかったという発表もありました。

免疫機序の詳細については、省略しますが
アトピー性皮膚炎がある場合、荒れた肌が生活環境の中で浮遊するアレルゲンに触れると食物アレルギーを起こす可能性が高くなります。
また、乳児期から色々な物を食べる事で食物アレルギーを回避できる可能性があるということです。

このような事で悩まれている方は沢山いらっしゃると思うので、嬉しい情報ですよね。
ただ、ここで注意していただきたいのは、「とにかく早く食べ始めればよい」といった安易な考えで、抗アレルゲン性商品を摂取しないようにしてください。重篤な事故を起こす可能性があります。

私が伝えたかったのは、アトピー性皮膚炎がある場合は、日頃より生活、身体環境を衛生的に保ち、しっかりと皮膚を保湿してあげることです。
そうすることで経皮感作の可能性を下げる事ができます。

今後この分野の情報は、沢山出てくることが予想されます。
新しい情報を見極め、皆様と共有できるようにしたいと思います。

文責:西長岡O2

参考文献:Nippon Shokuhin Kagaku Kaishi,65(6)。320-324.2018

アムバロ配合錠の発がん性物質検出について

こんにちは、西長岡調剤薬局のO2です。

新聞やニュースで報道されている、アムバロの発がん性物質検出についてお伝えいたします。

今回、自主回収することになったのはアムバロ配合錠「ファイザー」というお薬です。
アムバロ配合錠「ファイザー」は、エックスフォージ配合錠の後発品(=ジェネリック医薬品)です。
薬価は25.8円/錠となっており、先発品の96.2円/錠と比べると約四分の一になります。

「ファイザー」や厚労省から発表されている内容を読むと、N-ニトロソジメチルアミンは許容限度値以下であるものの、N-ニトロソジエチルアミンは許容限度値を超えていた。健康被害が出る可能性があるが、現在までに国内外において重篤な健康被害は発生したとの報告はない。との事でした。

アムバロは、「ファイザー」の製品だけでなく、他にも20社以上製造されているお薬です。
今回回収されたのは「ファイザー」製品の一部ロットのみで、別のロットや他社の製品は回収になっていません。

患者様の判断による本剤の服用中止は高血圧症の悪化リスクがあるため、焦らずにまずはお薬をもらっている主治医・薬剤師に相談してみてください。

文責:西長岡O2

「きょうの健康2月号」

きょうの健康

こんにちは、西長岡調剤薬局です。

本日ご紹介するのは、「きょうの健康2月号」です。
特集は“慢性腎臓病”です。

日本には、慢性腎臓病の患者さんが1,300万人いると推計されています。
慢性腎臓病が進行すると、治療により生活に支障が生じたり、脳卒中や心不全などが起こりやすくなったりします。
早期に発見して適切な治療を受ける事が大切です。

ただ、自覚している人は非常に少なく、理由としては自覚症状がほとんどないことが挙げられます。

腎臓は、体内でできた排泄物を尿として体の外に出します。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病や腎臓自体の病気、加齢などが原因で腎臓の働きが低下していくと慢性腎臓病になる危険性が高くなります。

日頃から生活習慣に気を付け、早期発見のために血液検査尿検査を毎年受けましょう!

本の中にはもっと詳しく書かれています。
他にも様々な健康情報が取り上げられています。
ご興味ある方は手に取り、読んでみてください。

また、西長岡調剤薬局では、患者さん向けの冊子を沢山用意しています。
「塩分」「たんぱく質」「貧血」「骨」など、他にも様々な疾患に対して食事をどうすれば良いか書かれた冊子を用意ているので、来局された際には是非お持ち帰りください。

分からない事や不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

インフルエンザは減っては来ましたが、まだまだ油断できません。
手洗いうがいを行い、しっかりと予防していきましょう!

文責:西長岡O2

ウェルウォッシュアイ販売中です!

ウェルウォッシュアイ

雪がちらつく、季節は冬。
ですが、もうすぐそこまで迫っているのです。。。

そう、花粉症の季節が今年もやってきます!

先日、晴れ間が続いたこともあり、
すでにもう症状に悩まされている方もいるのではないでしょうか?

また、空気が乾燥するこの時期はドライアイや目にホコリが入ったり
目の症状にお悩みの方が多く見受けられます。

そんな皆様にオススメしたい!
画期的な目薬の取り扱いを開始いたしましたので、ご報告申し上げます!

その名も「ウェルウォッシュアイ」

目薬と紹介しましたが、正確には「点眼型洗眼薬」です。

目がゴロゴロした時、
目を取り出してそのまま水洗いできたらどんなにいいだろう!
と思ったことはありませんか?

その夢(?)を叶えてくれるのがウェルウォッシュアイです。

これからは「ピンポイント洗眼!」
目だけ洗おう。その時、その場で。
というキャッチコピーにある通り、

ピンポイントに目だけ洗える
手軽に持ち歩けて使い方カンタン
防腐剤フリー
涙に近い性質でしみないさし心地

といった特徴があります。

また、ウェルウォッシュアイは市販の人工涙液などに比べて、
スギ花粉のハッチアウトが少ないと言う実験のデータがあるんですね。
(ハッチアウトとは?:スギ花粉が眼球の涙液に触れた際に花粉の外壁が破裂し、
中のアレルゲンが目のかゆみを引き起こします。この現象をハッチアウトと言います)

かゆみ止めの目薬を処方してもらっても、
医師から指示された1日にさしても良い回数を守らなければなりません。
定期的に洗眼することで、目の症状を緩和させることが期待できます。

花粉症の方には是非試してもらいたい逸品です!
10ml1瓶、税込480円で販売中です。

(文責:職員Y)

お薬相談しております!!

お薬相談

こんにちは、西長岡調剤薬局です。
今年は、インフルエンザが猛威を振るっていますが、皆様体調はいかがでしょうか。

普段お薬を飲んでいる方も飲んでいない方も病院に行く機会が多く、薬の飲み方や飲み合わせなどが心配になることもあるかと思います。

西長岡調剤薬局では、随時『お薬相談』を行っております!

『この薬、サプリメントとの飲み合わせは大丈夫だろうか?』
『食後に飲むお薬を忘れてしまったが、どうしたら良いだろう?』
『食欲が無いけど、お薬を飲んでも良いものか?』
『子どもがどうしても飲むのを嫌がるんだけど何か良い方法は無いか?』

ご来局、電話連絡にて様々なご相談をお受けいたします。
普段ご利用してくださっている方もそうでない方もお気軽にご相談ください。

文責:西長岡O2

今年の臨床実務実習に備えて!

新潟の冬

 

 

 

 

 

 

昨年の忘年会の記事ぶりです(汗)。

1ヶ月遅れとなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年が皆様にとって幸多き一年になることをお祈り申し上げます。

さて、タイトルで少し触れていますが
今年は西長岡調剤薬局千秋店にて薬学部の学生さんを受け入れます。

先日、受け入れる学生さんとの面談も兼ねて
大学との連絡会議に出席してきました。

新幹線や特急電車を乗り継ぎ片道5時間(!)の長旅でしたが
実習前に学生さんと触れ合えたことが嬉しかったです。
(記事冒頭の画像は上越新幹線に揺られながら撮った雪景色です)

学生さんが成長して行く姿を見ることができる、
それが実習を担当する指導薬剤師としての醍醐味です。

「えちごメディカルに実習に来てよかった!」と笑って
実習を終了できるように、これからスケジュールを組んでいかねばと
気が引き締まる思いの職員Yなのでした。
(武者震いというよりただの寒がり!?)

(文責:職員Y)

アンチドーピング研修会2019

アンチドーピング研修会2019

みなさんこんにちは!今年は小雪で、例年より早めに花粉症の症状が出てきている方もいるようです。まだまだインフルエンザは流行しており引き続き十分ご注意くださいね。
さて、今年も去る1/19土曜日に、長岡市薬剤師会アンチドーピング研修会2019が開催され、弊社薬剤師も参加してきましたのでご報告いたします。みなさん、スポーツファーマシストをご存知ですか?公認スポーツファーマシストとは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師です。
薬剤師の資格を有した者が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構が定める所定の課程(アンチ・ドーピングに関する内容)終了後に認定される資格制度です。選手がうっかりドーピング禁止物質を摂取しないようにお手伝いをしたり、選手の良き相談相手になることでもあります。
今年度のアンチドーピング研修会には、記憶に新しい2018世界マスターズ陸上男子4×100メートルリレーであの武井壮、朝原宜治らと日本代表チームを結成し金メダルをとった、長岡市出身の佐藤政志選手にお越しいただき、「夢は成長し続けるための原動力」のタイトルで特別講演をしていただきました。素晴らしいお話、動画もいっぱいで参加者みんなが目を輝かせて見入っていたのが印象的でした。こういった心を揺さぶる話を聞くのは大事、欲を言えば聞かなきゃいけない若い人がもっと聞きに来てほしかったな…。
特別講演の前には、弊社薬剤師が経験した、あやうくうっかりドーピングになりそうだった症例を報告しました。処方医が禁止薬だったことに気がつかず現役スポーツ選手に処方され、交付時に弊社薬剤師が気がついて処方機関に連絡し処方が変更になった症例です。専門機関の専門医ですら、こういったことは起こりうるので、薬剤師が介入することが大事であることを改めて感じました。
禁止物質でなくとも、治療以外の目的でお薬を使わせて行けないと思います。薬物乱用と同じですね。
選手の根本にあるのは「勝ちたいという意欲」。この根底に断固たるフェア精神を持たせること。
それもスポーツファーマシストの役割かもしれません。スポーツライフの根底に関われる資格、スポーツファーマシスト!なんて素敵な資格なんでしょう。まだまだ認知度の少ないのが現実。選手のみなさんにはぜひ知っていただき、薬剤師にどんどん相談してほしいです。

職員Z

タニタカフェDE健康講座でお話しました

20190129タニタカフェ

みなさんこんにちは~!インフルエンザが猛威を振るっています。十分お気をつけくださいね。

先日、長岡市健康課主催の、「カフェDE健康講座」に、薬剤師会として一般の方向けにお話をしてきましたのでご報告させていただきます。
薬事衛生指導員をご存知ですか?薬剤師がみなさんの集まりに出かけて、くすりのお話をする活動です。これも大事な地域社会への貢献。今回いただいたテーマは、骨粗しょう症について。整形外科専門でやっているわけではないので、最初は不安でしたが、前任者に資料を見てもらったりアドバイスをいただいて万全の準備をして当日を迎えました。
前日の天気予報は猛吹雪、誰も来ないんじゃないかと心配しましたが、天気はそんなに悪くならず、いつもより多めの23名の一般市民の方々にご参加いただきました。平均年齢は高めでしたがみんな関心のあるテーマなんだなあと感じました。みなさん顔を挙げて熱心に聞いてくださって、終わった後も残ってくれて質問してくださった方もいて感激でした。終了後は打ち上げ、ということでタニタカフェでおいしいコーヒーを飲んで帰りました。
来年度も予定されています。ぜひみなさんもお越しになりませんか?

無事に終わってホッとした職員Z