インフルエンザQ&A

イナビルの墓場

インフルエンザの流行がピークを迎え、
なかなかブログの更新まで手が回らずご無沙汰しております、職員Yです。

画像は1回使い切りタイプの抗インフルエンザウイルス薬「イナビル」が、
その役目を終えて廃棄バケツの中でひっそりと回収を待っている姿です。

今年に入って、インフルエンザの患者さんがたくさんいらっしゃいます。
その数は例年以上で、1日に100人を超えることもあります。

患者さんから、インフルエンザに関する問い合わせを多くいただきます。
その中から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

Q.「インフルエンザの潜伏期間は?」
A.発症するまでにおよそ2~3日間。
長い時には10日間に及ぶこともあります。

Q.「こどもがインフルエンザにかかった!お休みする期間は?」
A.インフルエンザの確定診断を受けてから、
または抗インフルエンザ薬を始めてから原則5日間です。
それに加えて解熱後2日間(小学生未満の場合は3日間)
経過しなければ外出不可、というルールもあるため
熱が長引いた場合、5日間よりも長くお休みしなければなりません。
解熱後2日間たったら5日たたなくても外出してもよい、
と勘違いしている方が多く見られます。
感染リスクのある5日間は外出を控えることが大原則です。
学校保健法により規定されています。

Q.「熱が下がったら登園(登校)許可証だけもらいに来てもいい?」
A.現在、熱が上がらないインフルエンザが流行しています。
熱が下がったら外出してよいと勘違いしている
ケースが、よく見受けられます
。
インフルエンザを他者にうつしてしまう恐れがあります。
5日間は外出せず、お休みしましょう。

Q.「大人も5日間休まなくてはいけないの?」
A.学校保健法のような法律の規定はありませんが、
感染拡大を防ぐために5日間の自宅療養を強くお勧めします。
まずは勤務先に問い合わせるか、就業規則をご参照ください。

Q.「去年はタミフルだったのに、今年はリレンザだった。なんで?」
A.10歳以上20歳未満はタミフルが使えません。
なぜ使えないかというと、この年代で
異常行動による重大な事故が多発したためです。
異常行動と薬との因果関係はありませんが、
10歳を超えたら成人するまではリレンザか、
イナビルといった吸入薬で治療することになります。

Q.「リレンザとイナビルの違いは?」
A.リレンザは5日間続ける必要がありますが、
味は甘く小さなお子さんにも吸いやすくなっています。
また、リレンザはインフルエンザB型に対して
ほかの薬より解熱までにかかる時間が短いという報告があります。
イナビルは1回薬局で吸うだけで、治療が終わります。
しかし、味が非常にまずくぶっつけ本番の一発勝負であるため
吸入失敗した場合の取り返しがつかないのが難点です。
吸入薬の使用経験があり、医師が吸えるだろうと
判断した場合、イナビルが処方されることが多いようです。

以上です。思いついたときに、また追記するかもしれません。

皆様のインフルエンザの治療や予防に役立つことを願います。

(文責:職員Y)